細胞が新陳代謝を繰り返したり、エネルギーを使ったりしたときに、細胞の核である核酸が“プリン体”へと分解され、最終的に老廃物“尿酸”として尿中に排泄されています。また、食べ物からもプリン体は体に取り入れられ、同様に尿酸に分解されています。体内の尿酸の量はほぼ一定で、毎日半分が作られては排泄され、バランスをとっていますが、食べ物からの量が多くて尿酸が作られ過ぎたり、腎臓の機能が落ちて排泄される量が少なくなったりすると、体の中にたまり、血液中に増えます。
その値が7mg/dL以上になった状態が高尿酸血症です。