食習慣を見直しましょう

傾向と対策

統合失調症患者さん対象の調査では、患者さんの多くが「清涼飲料水」や「ファーストフード」を摂られていました

生活習慣病の発生要因の一つとして「清涼飲料水」や
「ファーストフード」の多量の摂取が挙げられます。
デイケア通所中と入院中の統合失調症患者さんでそれらの摂取状況を調べたところ、
デイケアの患者さんの約8割は清涼飲料水などを1日に1本以上、
また約6割はファーストフードを1週間に1~2日以上摂取していました。

これらは糖質や脂質の過剰摂取によるエネルギー増加となり、
このような食生活を続けていると体重増加、肥満へとつながっていきます。

さらに肥満になると、体重が増加するだけでなく、腰やひざが痛くなったり、血液検査の値にも異常がみられるようになります。さらにメタボに関連する様々なリスクのある病気へと進んでいってしまいます。