統合失調症とメタボの関係を知りましょう

メタボは日々の体重管理、生活習慣の改善、定期的な血液検査などで予防することができ、心疾患や糖尿病などのリスクの高い病気も防ぐことができます。しっかり、メタボ対策をしましょう!!

統合失調症患者さんのメタボリスク

一般の方に比べメタボリスクが高い

統合失調症患者さんでは、一般の方よりメタボになる率が高いといわれています。
下の図を見ていただくと、一般の方ではメタボに罹る率は平均21.8%に対して、統合失調症の方では平均33.8%となり、統合失調症患者さんではメタボになる率が高いことがわかります。

図:統合失調症患者と一般住民のメタボリックシンドローム罹患率の比較

さらに、統合失調症患者さんでは、
メタボに関連する様々な病気になるリスクが一般の方よりも多いことが報告されています。

図:統合失調症によるメタボのリスク